music is by my side

音楽や子どものことなどを中心に |ウクレレ | 口笛 | ギター | ピアノ | 子ども etc.

ウクレレを始めて1年5ヶ月の30代。ウクレレコンテストに提出することにしたのでそこから提出までの2ヶ月でやったことをまとめてみた(世界2位とることができました)

目次
 1) 時間の使い方を考える
 2) 動画提出までにやるべきことを考える
 3) 実際に行動に移す
 4) 最後、予期せぬ1週間のextraタイム発生
 5) 終わってみて
 6) 今後
1) 時間の使い方を考える
提出まで2ヶ月
提出した大会はこちらの THE 10TH ANNUAL INTERNATIONAL UKULELE CONTEST 2021 ONLINE です
  
コンテストがあると知った日から提出の日までは2ヶ月だったので
まずどう時間を使うか大枠を考えました。
使える時間は2ヶ月なので、
1ヶ月で作曲。残りの1ヶ月で演奏を仕上げるようなペースで進めていけばいいのではと。
結果としてはそんな感じで大丈夫でした。
(だいぶ作曲に時間を使ってしまい、1ヶ月以上かかりましたが ^^;)
2) 動画提出までにやるべきことを考える
---作曲する---
・曲に込めたいイメージを決める
大枠 ⇨ 詳細の流れで考えていきました。ということでまずは曲のイメージから言語化(絵とかでも良さそう)。ストーリーを考えつつ各パートで伝えたいイメージを言語化してみました。
・メロディー
気に入ったフレーズをいくつかウクレレをいじって探しました。鼻歌、口笛など色々人によって作り方があるみたいです。
ウクレレでのコード進行と曲の構成が大体決まって、オリジナリティを上げるために、口笛も使うことにして、主旋律として、裏メロディとして、そして伴奏としての口笛を模索しました。
・コード進行
いくつか候補を出した主旋律にハマるいい感じのコードを探していきました
・曲の構成
Aメロ Bメロなど決めるために、色々としっくりくる構成を模索しました。最終的に A B C 2A 2B 2C D 3A(end) という構成になりました。
・タイトル
曲に込めたいイメージや、想いが決まった後にタイトルを考えたので、決めやすかったです。
---演奏を練習する---
いろんな練習方法があるので、備忘録をかねて書いてみます。
口笛とウクレレをそれぞれ練習
 ピアノの練習で言う右手と左手の別々の練習、後で合わせる的なやつです。
詰まるところを練習
 運指の工夫だったり、どうしても弾けなければコードを弾く場所の変更を検討します。
パートごとに練習
 まとまりで練習すると、記憶しやすいです。
パートをまたいで練習
 パートを跨いで練習するのを忘れるとそこでつっかえやすいですのでご注意。
BPMを遅めで練習
 遅いスピードで弾けるようになれば、徐々に速くしていって速う弾けるようになります。いきなり速く弾くのは難しいです。
主旋律をどっちがとっているかを明確にする
 音の大きさだったり、演奏の仕方だったりで、今弾いている箇所はどの演奏が主旋律で、どの演奏がそれ以外の役割かを表現するのが大切です。聞いている側も聞きやすいです。
練習するときのTips
・練習しすぎて指が痛いときは休みましょう
・練習前は軽く指を動かしたり、手の周りを動かして、ほぐしてから
・練習後は冷やしたり温めたりすると疲労が溜まりにくいとのこと(by 師匠)1分ずつ何回か
・練習する時間が限られているときは寝る前がおすすめ(記憶に残りやすいです)
---演奏動画をとる---
音響がいい部屋を探す
近くの練習スタジオは音が吸収されすぎました。
公民館的な場所でも撮影しましたが、音の響きは◎ちょっと背景が微妙...?
お風呂場でもとってみる...家ならここがベストか。
結局知り合いの人のところで、音が響くスタジオを借りることにしました。
よく響くコンサートホールとかでできるのがベストなのかもしれません。施設利用料が高そうだけど...
いい音で動画撮影
師匠が持っていた zoom q8 というカメラ&マイクはいい感じだったので、そのうち買っちゃうかもしれません。
自分で撮影した際には(youtubeにあげた動画)、マイクがshure mv88 というスマホにつけるマイク。カメラはiphone 12 proで別々に収録しました。
3) 実際に行動に移す

動画提出までにやるべきことをリストアップして、優先順位をつける
提出までの時間も、私が使える時間も限られていたので、全体的にやることが見えてる状態にして、優先度が高いものから取り組みました。
  
師匠との相談時期をスケジュール
特に作曲についてサポート、演奏方法も見てもらって師匠に適宜アドバイスをいただきました。
こんな感じで作ってみた アドバイス
こんな感じで演奏してみた アドバイス
の繰り返しでした。
・口笛
口笛を使うことにしたので、挑戦したかったスキルを口笛世界チャンピオンに教わりました。
演奏に関して特に大事だと感じたのは、息継ぎの場所とスピード。主旋律かどうかの表現。そして、音程を正確に取ることです💡
・タイトル
英語の部分でいい感じのニュアンスが伝わるようにネイティブの友人に相談しました。
・曲が聞かせたいという感じになってきたら感想を何人かにきいてみる
多分、まず一番は自分自身が納得できるかどうかが大事です。
曲を聞いた人の自由な解釈があり、いろんな感想もらえて面白いなと思いました。

作曲&練習
実際にどんなことをしたのかは前述のとおりですが、twittertweetするのが割とモチベーションキープになりました
tweet効用:
・contestがあるよー、興味ある人参加しませんかーの声掛け
・やることまとめられて頭スッキリ
・後で誰かが見たときにこんな感じでコンテスト臨んでたのかーってみれる記録に良いかなと
ちなみに私のtwitterはこちらです https://twitter.com/OtojiroHakuMele
4) 最後、予期せぬ1週間のextraタイム発生

9割納得できたversionを撮影してたので一回少し休んで、納得できるものが取れるまで再挑戦してみました。1週間伸びたことでクオリティ上げられたのでありがたかったです。ここでゴールって思ってた場所が伸びたので精神的に少しきつかったですが笑
出来上がった動画はこちら!!
Beyond our masks | マスクの向こう側
5) 終わってみて
コンテスト参加してめっちゃ良かったです。
・運営の皆様、師匠達、家族、友人、のおかげで貴重な体験ができましたm(_ _)m
・作曲と演奏の目標としていい機会でした。
・コンテストに向けての練習方法がだいたいわかったので、また、次回までに色々と経験を積み重ねておこうと思いました。
・参加者の方々の演奏をすべて見ようという気になれたので、こういう演奏・作曲してみたいと言う部分をたくさん発見できました。
・おまけに、受賞できたので評価もしてもらえた様で嬉しかったです!
6) 今後
子育てやお仕事がんばりながら作曲とカバーアレンジなどちょっとずつ進めていきたいです。
・カバーはジブリ系を今年は多く進めて、30分の動画を作りたい
・作曲は数曲作りたいイメージの曲があるのでそちらも進めたい
・新しい演奏方法をどんどん身につけたい
おまけ
そういえば、勝手にコンテストの結果予想をしてたのですが、気になった人はほとんど上位の方でした。
審査の基準もちょっと見えた気がして面白かったです。審査って大変だー
勝手にコンテスト結果予想 ⇨ https://music-is-by-my-side.seesaa.net/article/481254755.html